結婚をしているパート職の女性の定額減税について

結婚をしているパート職の女性の方の定額減税についてまとめました。
定額減税は令和6年の所得税が1人当たり30,000円減税される制度です。

①定額減税がない方

年収が103万円未満の見込みの方になります。
その代わりご主人の定額減税の対象者である同一生計配偶者になりますので、ご主人が定額減税の30,000円の税額控除のメリットを受けます。

②定額減税のある方

年収が103万円を超える見込みの方になります。(社会保険の扶養年収130万円の範囲内とは別の考え方をします。)
そのため年収が103万円を超える見込み(130万円は超えないので社会保険は扶養です)の方も、ご本人から定額減税を行うことになります。

もし結果として令和6年の年収が103万円未満であれば、上記①のようにご主人の年末調整・確定申告の時にご主人の定額減税の対象者になることもできます。

定額減税は最終的には年末調整や確定申告で精算され誰もが定額減税の恩恵を受けることができるように制度設計されていますのでご安心ください。

【参考サイト】
定額減税 国税庁
https://www.nta.go.jp/users/gensen/teigakugenzei/01.htm

同一生計配偶者 国税庁
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/yogo/senmon.htm#word3